今、女性から注目されているナイトワーク「会員制ラウンジ」を知っていますか?
会員制ラウンジは、キャバクラよりもゆるく働けて、なおかつ高時給にも期待ができると評判の仕事です。
しかし、会員制ラウンジとキャバクラの違いは意外と知られていません。
そこで今回は、会員制ラウンジとキャバクラの違いについて解説します。
ラウンジやキャバクラで働くメリットや、それぞれの給料についても触れていますので、ぜひ仕事選びの参考にしてくださいね。
会員制ラウンジとキャバクラの違い
まずは、会員制ラウンジとキャバクラの違いを5つ紹介します。
接客方法
会員制ラウンジとキャバクラでは、接客方法が異なります。
キャバクラの場合は、マンツーマン接客が基本です。お客様と1対1で会話をしながら、お客様のお酒を作ったりタバコに火をつけたりします。
灰皿の交換もキャバ嬢の仕事ですね。
一方の会員制ラウンジは、お店によって接客スタイルが異なります。たとえばママのいる会員制ラウンジの場合は、クラブのように複数人接客であることが大半です。
複数人接客とは、お客様1人に対してキャストが2~3人つく接客スタイルを指します。
ただし、東京の西麻布や六本木を中心に展開している会員制ラウンジの場合は、男性のお客様と同様に女性も”お客様”としての扱いを受けます。
接客として行うことといえばお客様と会話をするくらいで、お酒を作ったりタバコに火をつけたりする必要はありません。
会員制ラウンジの場合は、お店によって接客スタイルが異なるので入店前に確認しておきましょう!
客層
キャバクラは客層が広い特徴があります。
「キャバクラ」と一言でいってもお店やエリアによって料金設定が異なるため、お客様の層にもバラつきがあるからです。
料金がリーズナブルな大衆店であれば、学生やサラリーマン・観光客が中心の客層ですが、高級店になると経営者や医者などのお金に余裕のあるお客様が大半です。
このように、キャバクラはお店やエリアによっても客層が異なるので、自分が得意な客層に合わせたお店選びが重要になります。
一方の会員制ラウンジは、基本的に第3者からの紹介がなければ入店できません。
そのため、身元がはっきりしているお客様しかいないメリットがあります。会員制で秘匿性が高いこともあり、芸能人が利用することも珍しくありません。
ただし、ママがいる会員制ラウンジの場合は、クラブのような雰囲気を求めて来店するお客様が多く、年齢層が高い特徴があります。
知的な会話を求められるので、ニュースなどをみて最低限の時事ネタは把握しておきましょう。
服装
夜のお店といえば、華やかなドレスを着て働く女性を思い浮かべるかもしれませんが、会員制ラウンジは私服で働けるお店が大半です。
綺麗めのワンピースが会員制ラウンジの基本スタイルですが、中にはパンツスタイルで働けるお店もありますよ。
一方のキャバクラは、ドレススタイルが基本です。セクシー系やかわいい系など、さまざまなデザインのドレスが販売されているので、あなたの雰囲気に合ったものを着用しましょう!
お気に入りのドレスがあれば、出勤するたびにテンションも上がりますよ♪
指名制度
キャバクラでは当たり前の指名制度ですが、会員制ラウンジの中には指名制度そのものがないお店もあります。
キャバクラの指名システムは、下記の2種類です。
本指名 | お客様が「〇〇ちゃん指名で」とフロントに伝えた上で入店 |
場内指名 | フリーで入店したお客様が、店内で気に入ったキャストを指名 |
本指名も場内指名もキャバ嬢にとっては重要なものなので、キャバクラで働く際は意識しましょう!
一方、ママがいる会員制ラウンジの場合は、指名制度が設けられていないことがほとんどです。
そのため、指名獲得のための営業をする必要がありません。
キャバクラと違って指名の数や売上で時給が変動することはありませんが、「本指名バック」や「場内バック」があるため、効率よく稼ぎたい人は指名を取れるように意識してみてください。
給料システム・相場
キャバクラと会員制ラウンジは、給料システムや時給相場が異なります。
キャバクラの時給は、2000円~5000円が相場です。
一部のエリアや高級店であれば、5000円以上の時給が出ることもあります!
ただし、キャバクラは入店時の時給でずっと働けるわけではありません。
ほとんどのキャバクラでは、「ポイントスライド制」と呼ばれる給料システムが採用されています。
毎月の成績によって時給が変動するため、がんばりに応じて時給が上がるメリットがありますが、反対に時給が下がるデメリットも持ち合わせています。
キャバクラではポイントスライド制以外にも給料システムが用意されていますが、いずれも毎月の指名数や売上が給料に反映されるので、向上心がある人ほど稼ぎやすいといえるでしょう。
一方、ママがいる会員制ラウンジは1500円~3500円。六本木や西麻布にある会員制ラウンジであれば、3000円以上が時給相場となっています。
前に説明したとおり、ママがいる会員制ラウンジには指名制度がありません。そのため、キャバクラのように成績によって時給が変動することがなく、安定して稼げます。
一部のお店ではキャバクラのようなスライド制が設けられていることもあるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
ラウンジ・キャバクラで働くメリット
ここからは、ラウンジやキャバクラで働くメリットを紹介します。
ラウンジで働くメリット
ラウンジは私服で出勤できたり、基本的にお客様への営業が不要なことから、キャバクラよりもゆるく働けるメリットがあります。
加えて一般的なアルバイトよりも高時給なので、限られた時間しか働けない人でも安定した収入源になるでしょう。
さらに、限られた人しか入店できない会員制ラウンジを選べば、自身のプライバシーが守られるメリットもあります。
周りにナイトワークをしていることがバレたくない人は、会員制ラウンジで働くことを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
キャバクラで働くメリット
キャバクラで働くメリットは、なんといっても稼げることです!
売上を立てられるようになれば、毎月100万円以上を稼ぐことも夢ではありません。
一般的な仕事より勤務時間も少ないので、プライベートを優先しながら働けるのも嬉しいポイントですね。
その一例として、最近ではキャバ嬢がモデルとして活躍していることも珍しくありませんよね。
キャバクラを通して新たな道が開ける可能性があることも、メリットのひとつだといえるでしょう。